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ジーンの運命

今年4月18日に保護したひとりっこジーンのお話です。

ジーンは、飼い主のいない野良猫が産んだ子猫です。

その地域で餌やりとTNRをしているSさんから頼まれ、私はまだジーンがお腹にいる時、母猫の捕獲を手伝いに通いました。

母はとても警戒心の強い賢い雌猫で、結局、捕獲機にかかることなく出産の日を迎えてしまいました。

出産から二日後、母猫は一度だけペタンコになったお腹をして餌場に現れたそうです。

その日は餌場近くの民家の裏手に入っていき、おそらくその家の裏庭で子育てをしているものと思われました。

しかし、それから一度も母猫は姿を見せることはなく、どこか落ち着いて子育てを出来る場所へ移動してしまったのかな、とSさんは話していました。

出産から10日ほどすぎ、夜中にSさんから着信がありました。

最初に母猫が入っていった民家の裏手で、子猫が甲高い声で泣き叫んでいるとのこと。

急いで現地へ駆けつけ、保護した小さな子猫がジーンでした。



目が開いたばかりで、日数的にもあの母猫の子猫に違いないと思われました。

なぜそこにジーンだけが取り残されていたのかは謎でしたが、衰弱し脱水も激しかったジーンを、とにかく元気に育てることだけを考えてお世話をしてきました。



ミルクの飲みも良く、ひとりっこ仲間の章姫とふたりっこを結成して、すくすく成長していたある日、事件は起こりました。

はじめての肺炎です。

深夜に病院へ駆け込み、しばらくは気を抜けない状態が続きました。

貧血で歯茎は歯と変わらないくらい真っ白になり、ヨダレと涙がダラダラ流れる姿に、ジーンが死んでしまったらどうしようという不安が常につきまといました。

今まで最初の肺炎のことしか記事にはしてきませんでしたが、あれから今までに5回の肺炎を繰り返し起こし、ずっと病院のお世話になってきました。


そんなジーンもなんとか生後5ヶ月を迎え、先月は無事に避妊手術を受けることが出来ました。

手術の際に、そろそろ移行抗体が切れて信頼できる結果を得られる時期になったこともあり、以前から受けたかったウィルス検査をお願いしました。

もしかしたら…

そんな不安を抱えてきました。

それでも、そうでなければいいと…ずっと願ってきました。


猫白血病、陽性。

それがジーンの生まれながらに背負ってきた運命でした。


今週、わずかな陽転の可能性に賭けて再検査を受けましたが、やはり結果は陽性のままでした…。

母子感染(胎児の時に母猫から感染)で白血病に感染した猫の余命は、

2~3年、長くて5年と言われています。

今までもしてきたことですが、今後は定期的にインターフェロンの注射を受けながら、体調を崩す前に早めの対処をしていきます。

目下の課題は、現在の多頭飼育の中で、他の猫たちに影響を与えないよう、万全な対策をとること。
(はじめて肺炎を起こして以来、ジーンは他の猫と接触をさせず隔離ケージで過ごしています)

そして、ジーン自身の生活の質をどれだけ高めてあげられるかということを考えています。



実は、保護活動をはじめて、保護猫から白血病陽性の子が出たのははじめてのことです。

私自身わからないことばかりですが、ジーンは永久保護猫として、天寿を全うするまで我が家でお世話をしていきます。

これからジーンと一緒に手探りで進んでいくことになりますので、同じような経験のある方がいらっしゃいましたら、是非ともご指導いただけますと有り難いです。

何卒よろしくお願い致しますm(__)m




ジーンを保護してからも、この地域で子猫が産まれたりしている様子を何度も見かける機会がありました。

Sさんは自分の餌場に来る猫のTNRはしていますが、他にも自宅に来る猫に餌だけあげている人はたくさんいます。

今回、私はジーンの白血病が発覚し、その地域でこれから産まれる白血病の子猫を増やしたくないという思いがありました。

ちょうどSさんから、地域で繁殖に拍車がかかり餌場に来る猫が増えてきたこともあり、いつもより範囲を広げてTNRをしたいので一緒にやってほしいと連絡を受け、 先週から二人で動き始めました。

敷地に猫がいる家と周辺を家庭訪問し、TNRをしたいので協力をお願いしますと話して回っています。

結果、餌をあげている家は近隣から苦情に悩み、子猫は産まれるたび保健所へ持ち込んでいるとのこと!

頭にくる話ですが、どうして増えて困るなら避妊去勢をしないのかと聞くと、こういう餌だけあげている家の人は必ずお決まりの台詞を平然と口にします。

「だって、うちの猫じゃないから」

いやいやいやいや。

じゃあなんで餌をあげるんですか?と聞いたところで、筋の通る返事は期待できないので聞きません…。

幸い、餌をあげていない家の方々から、猫が増えなくなるなら協力は惜しまないと、色んな情報を提供していただき、今のところ捕獲は順調に進んでいます。

現在、三頭のメス猫の避妊が完了しました。

二頭は産後(子猫はすでに保健所に持ち込んだとのこと…)、この子はすでに秋子を妊娠していました。

もっと早く関われなくて、本当にごめん…。


ジーンの母は、やはり姿を見た人はいません。

白血病の母猫は、妊娠しても流産してしまったり、出産しても出血が止まらなくなってしまったりと命の危険があるのだそうです。

産後に命を落としてしまったのかもしれません…。

また、同じ地域の猫なら、今いる猫たちも白血病に感染している可能性が高いです。

保護してあげることは出来ませんが、今後は子育て中の母猫たちの捕獲と、子猫たちの成長を待ち避妊去勢を順次実施予定です。


お外暮らしの猫たちは、秋子を妊娠する季節になりました。

お外の猫たちに餌をあげている方、

避妊去勢がまだなら、どうか一刻も早く避妊去勢をしてあげてください!

「餌をあげていたら子猫が産まれて、困ったから川に流した」

「餌をあげている猫が子猫を産んでも、すぐ車にひかれて死んじゃうから避妊しなくても増えないよ」

こんな台詞を平然と口にする人、

まだまだ本当にたくさんいるんです。

こんなことしてたら、いつか自分にしっぺ返しが帰ってきますよ。

絶対!やめてください(´;ω;`)

ただ一度、避妊去勢すれば済むんですから。

どうか、よろしくお願いしますm(__)m




本日、

生後2ヶ月までジーンと密接に付き合っていた章姫のウィルス検査を受けました。

結果が出るまで心配で吐きそうでしたが…


猫エイズ、猫白血病、どちらも陰性でした!

良かった~( ;∀;)

ウィルス検査の結果が出るまで章姫の里親募集は見送っていましたが、これで安心して募集をはじめられます!

近日中にいつでも里親募集中に掲載依頼を出します。

可愛い章姫もよろしくお願い致します(・д・)ノ
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お母さんが命がけで生んだジーンちゃん。
これから、お母さんの分まで長く楽しく生きて欲しいです。

ね!

Re: タイトルなし

坂ちさん。

本当にそう思います!
天真爛漫なジーンが少しでも楽しくすごせるようにしてあげたいです。
プロフィール

asami

Author:asami
【ご支援のお願い】

私たちは、それぞれ個人で協力し合いながら、自費で保護活動・TNR・里親探しを行っています。

保護猫の健康診断費用や病気やケガの治療費用のご支援をいただけましたら、とてもとても有り難いです。


− ご支援金口座 −

● お振込先

富士信用金庫 富士支店

● 口座番号 普通 預金 0281983

● 口座名義 CAT TOWN


※ゆうちょ口座をご希望の方はご一報ください。

お振込いただいた支援金は、CAT TWONメンバーで共有し、すべて保護猫の医療費のために使わせていただいています。

ご協力をお願い致しますm(__)m

CAT TWON
http://nekotag.web.fc2.com/


支援物資も大変助かります。

使わなくなったタオルなど布物、フリース類、ペットベッド、ケージ、ペットシーツなど、
ご寄付いただける物がありましたら、譲渡会の会場へお持ちいただくか、お送りください。

ドライフード・缶詰・猫砂・ペットシーツ等、毎日消費している物資も大変助かります。

発送前にご一報ください。

candy0920nyan★yahoo.co.jp(★⇒@)

何卒よろしくお願い致しますm(__)m


2013年5月 猫カフェを猫達ごと丸ごと引き取って営業をはじめました。

猫カフェ フェールボー
http://fairebeau.eshizuoka.jp/

はぐれCATSでお馴染みの保護猫スタッフも活躍中です!

富士市にお越しの際はお立ち寄りください。

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