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ジーンの故郷のTNR第二弾

我が家の永久保護猫に加わった、

白血病キャリアの黒猫ジーン♀。


尻尾ピンピン!元気いっぱいです。

9月から彼女の故郷のTNRをはじめて、現在までにメス猫10頭の捕獲と8頭の避妊手術が完了しました。

今回の活動は、ジーンの保護を依頼してきたSさんが、自分の餌やりをしている町内で猫を増やしている家(ジーンの生まれた場所のご近所)があるので、一緒にその町内のTNRをしてほしいと提案してきたことがはじまりでした。

私としてはジーンのような白血病の猫をこれ以上増やしたくないという目的もあり、

手術費用はSさんが負担する約束で、私は捕獲・病院への搬送・術後のケアを担当しています。

費用的に今はオスまでは手が回りませんが、とにかくメスの避妊を先に進めています。

第一弾の様子はコチラ

その町内には、餌やりをしているお宅が二件あります。

第一弾では、その内の一軒(A宅とします)で4頭のメス猫を捕獲・避妊後、リリースしました。

第二弾もA宅に通ってくるメス猫の続きです。

第二弾は、


サビちゃん


小さいサビちゃん(サビちゃんの娘)


サバシロちゃん

三頭の避妊が完了しました。

全員妊娠なしで良かったです。

母子とサバシロの3頭の避妊が完了し、リリースしました。

A宅に通ってくる猫たちは充分な餌をもらえていないため、出会ったときに捕獲器をかければすぐに捕まります。

捕獲器のドアが閉まっても、そのまま中で夢中でガツガツごはんを貪る姿は本当に不憫です。

ご近所さんの目があるため、A宅では少量のドライフードをまく程度の餌やりになってしまい、みんなが満足する量を食べられず、栄養不足になっていました。


A宅へ通い捕獲を続けていると、ご近所の方々にたびたび声をかけられました。

「捕まえた猫はここへ戻さないでほしい」

「避妊をしてくれるのは良いけど、餌やりはやめてもらいたい」

「メスだけでなくオス猫の去勢もしてほしい」

皆さん、好き勝手なことを言ってきます。

それだけ猫たちを迷惑に思っているのですね。

A宅のお隣さんは、オシッコのニオイがひどくて窓も開けられないそう。

反対側のお隣さんは、夜中に屋根を走り回る足音で犬が吠えて困るそう。

向かいの駐車場の持ち主は、毎日たくさんのウンチをされ、とても迷惑しているとのことでした。

実際にそういう被害のある環境で暮らすのは、本当にストレスの多いことだと思います。

ただ、本来は困っている本人達こそが、積極的に問題解決のために動いてもらいたいのです。

猫たちをいじめても解決にはなりません。

避妊した猫たちに餌をあげるなと言うのも、倫理的におかしな話です。

私達は飢え死にさせるために避妊しているわけではありません。

猫の被害を本気で減らしたいなら、

①今いる猫の避妊(去勢)をし、繁殖を防ぎ数を増やさないこと。

②その猫たちが短い生涯(平均3~5年)を全うする間、きちんと食事と排泄の管理をしていくこと。

これが重要です。

一度その地域に住み着いた猫は、急に餌をあげなくなったからといって、その地域をすぐに離れたりしません。

ゴミを漁ったり民家に進入したり、どうにか食べ物を得ようとして新たな問題を生みます。

餌やりをやめることより、そこに住む猫の繁殖を止め増えなくすることで、確実にその地域の猫の数は減っていきます。

ただし、常に大量の置き餌をしていると、新たな猫が餌を求めて流れてきてしまうので、避妊が済んだ猫(これからする猫も含む)にその場できちんと食事を摂らせ管理することがキモとなります。

術後はトイレ場所の確保など、餌をあげている人と一緒に、その猫が住む地域の住民が一丸となって取り組む必要があります。

避妊去勢は猫を飼っていない人でも出来ることですからね。

自分達が楽になるために、自分達の費用と労力をかけて行動していくのが一番だと思いませんか?

…思わないんですよね(涙)

悲しいことに、猫のために自分のお金や時間を使おうという人は滅多にいません。


今回、A宅のご近所さんの苦情が過熱し、A宅が猫と関わることに消極的になってしまったことと、もう一軒のB宅がまったく捕獲に協力しないため、市役所の力を借りることになりました。

その町内の猫問題はたびたび苦情があり、市役所もすでに把握していました。

A宅では生まれてウロウロしはじめる子猫は毎シーズン保健所へ持ち込んでいたことから、保健所でも把握されている問題でした。

だからと言って、市役所や保健所が猫を捕獲して避妊去勢をしてくれるわけがありません。

今回、Sさんと私が個人的にこの町内のTNRをはじめたことに市役所は大賛成で(当然ですよね)、

回覧板で活動内容と経過報告を回したいと話すと、TNRへの協力要請と、そのメリットを記載した書類を用意してもらえました。





その上、相談したその日の内に、早速A宅とB宅へ私達の協力をするよう出向いて話を通してくださり大変助かりました。


再びやる気を取り戻したA宅。

しかしB宅は市役所の職員さんにはニコニコ良い顔ばかりしていたようですが、私達が捕獲器を持って出向くと、やはり協力するつもりは全然ない様子…とんだ二枚舌です(怒)

仕舞いには、餌はやるくせに「うちは何の責任も取るつもりもない」なんて恥ずかしげもなく明言しちゃうんですから、話になりません。

ちょうど言い合いをしているところに、B宅の猫たちに毎日ウンチをされて困っていたお隣さんが手を差し伸べてくれました。

一日にされる花壇のウンチの山を見せられ、あまりの量に絶句…。

これだけ迷惑をかけておきながら、何の責任も取らないなんて、本当にふざけた話ですよ。

そんなお隣の協力もあり、B宅の猫たちをターゲットにした安全な捕獲場所を確保出来ました。

さあ、やったるぜ~!

ということで、B宅の捕獲は第三弾につづく(・д・)ノ




栄養不足だったA宅の猫たち。

たびたびA宅に苦情を入れていたご近所さんに書類を渡しながら何度も説得に出向き、今いる猫たちを増やさず、餌やりをこちらで管理する約束で理解を得ることが出来ました。

根回しは私が済ませておいたので、その後はSさんが栄養のつく餌をあげてくれて、みんなふくふく太り、精神的にも落ち着いてきました。

精神的に落ち着いてから、車にひかれる猫も減りました。

今回、町中でのTNRの難しさを実感しましたが、時間をかけて手間を惜しまなければ、猫も人も幸せに暮らせる道が必ず見つかります。

お外にいる猫に餌をあげている方。

お外にいる猫に迷惑している方。

誰かのせいにしていても問題は解決しません。

自分自身で前向きに行動を起こせば、今の環境はガラリと変わりますよ。
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No title

こんにちは。
私は3年前に子どもが拾った猫を飼い始めてから、こういう活動がある事を知りました。
保健所での犬と猫との扱いの違いも知りませんでした。

近所の団地で小学生が捨て猫を拾って、公園で飼っています。
勉強するいい機会だとは思いますが、
こちらが手を出す事は、猫を取られると思ってよく思っていないようです。
時々様子を見に行っていますが、
きちんと話ができるようにこちらも勉強していないといけないと思いました。
よその団地の事なので難しいですが、
なんとか猫ちゃんには幸せになってほしいと思っています。

わかりやすいお話をありがとうございます。

No title

TNR活動ごくろうさまです。

やはり身勝手なえさやりの説得やご近所の理解には苦労が伴うんですね。餌を与えて可愛がるだけで責任感なしって、いい歳した大人が・・・子どもたちの手本にもならないじゃんって思っちゃいます。

かわいそうな猫を増やさない(このかわいそうっていう基準も違うみたいだけど)ためにも、今の子どもたちにも知ってほしい活動だと私は思っています。
プロフィール

asami

Author:asami
【ご支援のお願い】

私たちは、それぞれ個人で協力し合いながら、自費で保護活動・TNR・里親探しを行っています。

保護猫の健康診断費用や病気やケガの治療費用のご支援をいただけましたら、とてもとても有り難いです。


− ご支援金口座 −

● お振込先

富士信用金庫 富士支店

● 口座番号 普通 預金 0281983

● 口座名義 CAT TOWN


※ゆうちょ口座をご希望の方はご一報ください。

お振込いただいた支援金は、CAT TWONメンバーで共有し、すべて保護猫の医療費のために使わせていただいています。

ご協力をお願い致しますm(__)m

CAT TWON
http://nekotag.web.fc2.com/


支援物資も大変助かります。

使わなくなったタオルなど布物、フリース類、ペットベッド、ケージ、ペットシーツなど、
ご寄付いただける物がありましたら、譲渡会の会場へお持ちいただくか、お送りください。

ドライフード・缶詰・猫砂・ペットシーツ等、毎日消費している物資も大変助かります。

発送前にご一報ください。

candy0920nyan★yahoo.co.jp(★⇒@)

何卒よろしくお願い致しますm(__)m


2013年5月 猫カフェを猫達ごと丸ごと引き取って営業をはじめました。

猫カフェ フェールボー
http://fairebeau.eshizuoka.jp/

はぐれCATSでお馴染みの保護猫スタッフも活躍中です!

富士市にお越しの際はお立ち寄りください。

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